痩せることを気負わないでください
お客様にダイエット期間中、週二回は私と会う時間を作っていただき、耳ツボの張替えを行います。
この週二回会う時間は、耳ツボを張り替えるためだけの時間ではなく、
食事指導をするための時間ではなく
お客様の不安や迷いを取り除く時間だと私は考えています。
ダイエット期間中の1日の体重の変化は、本当に心にきます。
100gの増減に一喜一憂します。
体重が落ちていたのにぱたっと減らなくなった。
それが1日の出来事でも
昨日まで減ってたのになんで!?
どうして痩せないの!?
そんな風にとにかく焦り、不安になり、出来ない自分を叱ってしまいがちです。
お菓子や間食が多かった訳でもなく、言われたことも守ってる。
なのになんで?
何がいけなかったの?
頭でぐるぐる考えても考えても答えはなく、モヤモヤしながらそれでも私に会ってくださるお客様。
先生、ごめんなさい。
先生の約束守ってるのに減らないの。
私の何がいけないのか、わからなくて苦しくて。
そう言って悲しそうなお顔で私に頭を下げるお客様。
皆様、本当に頑張って痩せる努力をなさっている方ばかり。
スムーズに痩せさせてあげられない、不安を与えてしまう自分の未熟さが悔しくて悔しくて。
でも、その不安な気持ちは、痩せたい気持ちが強いから。
変わりたい気持ちが強いから。
足踏みしてる自分が情けないから。
そんな風に本気でダイエットに取り組んでくださる皆様が、本当に愛おしくて。
今、体重が落ちない原因は何か。
それを一つずつ見つけて解決策を提案し、不安を拭い去って差し上げることが、週二回お会いする1番の目的。
そこで、なんで?が、解決される事で、お客様のお顔には笑顔が戻ります。
また、頑張って取り組んでみるね。
その一言がでたら、ポジティブな気持ちでダイエットに取り組めます。
そうなったら不思議と体重がまた落ち始めます。
不安があると不思議と痩せなくなります。
不安や迷いはダイエットの妨げになる。なので私はお客様に不安や迷いを長く持ってもしくない。
会わない間、ラインのやりとりだけでは不安は取り消せない。
その間にどんどんマイナスな思考ばかり増えてしまったら、きっとお客様が自分を責めて傷つけてボロボロになってしまう。
それだけは絶対に避けなければなりません。
痩せることに執着し過ぎると
摂食障害や精神疾患を患ってしまうことも少なくありません。
実際、私も痩せられないストレスで過食症になりました。
自分を責めることが日常になり、他人を批判することが日常になると、
体も心も醜くなっていきます。
それが休む間も無く食べることであったり、
食べたら吐くことを繰り返すことであったり、
食べたら太るんじゃないかという不安で何も食べられなくなることであったり
毎晩悪夢にうなされ悲鳴を上げて精神バランスが取れなくなることであったり。
症状は様々でも正常でないことだけは皆共通です。
そういったことにならぬよう、
私はお客様の心のはけ口となり、拠り所となり、休憩所にならなければなりません。
ときには叱り、時には休ませ、常に褒め、そして優しく受け入れてあげる。
痩せることを気負わせるダイエット
そんなものはお金を払ってやるダイエットではありません。
1人でやるダイエットです。
痩せることを楽しませる。それこそプロのダイエットです。
お客様のせいにするダイエット
そんなのアドバイザーがいる意味がありません。
間違った道に行こうとするのを止めて、正しい方に導いて差し上げれば、それだけでお客様は頑張るし、痩せるのです。
お客様の頑張りが足りないから痩せないのよ。
そんなこと言う前に、あなたがちゃんと痩せさせなさい。
そのためにお金を貰ってるんだから。
以前は私も、お客様に痩せることを気負わせ、お客様のせいにして、痩せないのは自業自得。なんて思っていました。
でも、それってわたしがお客様を頑張らせてあげられていないだけだったのです。
お客様は、頑張れる環境が整えば、勝手に努力し始めます。
その環境が今、そこに無いだけで、その気にさせて差し上げれば、やってくれるのです。
頑張って欲しいなら 環境を整えて差し上げましょう。
それが、ダイエットのプロのお仕事ではないかと、私はそう思います。
あくまで個人の感想ですが、ね!
この時より5Kg近く落ちた
今のが当たり前だけど顔が小さい!笑
あと5キロー*(^o^)/*
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